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C programming (a) Switch statement

お知らせ

本日ABCDクラス合同避難訓練、第4時限目、本館141教室にて実施。

Switch文構文

条件式を判定して多方向分岐を行う。

switch (式) {
case 定数:
  ブロック文
default:
  デフォルト・ブロック文
}

Berak文構文

  1. switch文で、case句の処理を打ち切りブロックを脱出するときに用いる。 ⇒ 説明済み
  2. for文、while文などのループから脱出するときに、if文と併用して用いる。
break;

 

例題

毎月の末日の判断

#include <stdio.h>

int main()
{
  int n;
  
  printf("月を入力して下さい --> ");
  scanf("%d", &n);
  switch(n){
    case 1:
    case 3:
    case 5:
    case 7:
    case 8:
    case 10:
    case 12:
      printf("--31日--\n");
      break;
    case 4: 
    case 6: 
    case 9: 
    case 11: 
      printf("--30日--\n");
      break;
    case 2:
     	printf("--28日--\n");
      break;
    default: 
      printf("入力データの誤りです。\n");
    break;
  }
  getch();
  return 0;
}

 

演習

  1. 演習3-12 (A, B クラス)
  2. 演習3-13 (C, D クラス)
  3. 簡易電卓(自由選択)

実行例

加減乗除(+,-,*,/)ができます。指定例:2+5、終了時はq
ready : 6.5 * 3
--> 19.5

ヒント:

  • 演算記号の判定: switch 文
  • 計算式の入力: scanf( “%lf %c %lf”, &a, &op, &b );

(変換指定文字列で、期待していなかったデータを入力すると、 バッファのデータをそのまま残し、動作を終了してしまいます。)

  • アスキーコード表

ptech017

C exercises(9) Basics of Function

関数の基本

C言語において関数を使うことには、以下のような利点があります。

関数化しておくとそれを1つのブラックボックスとして扱うことができます。 つまり、使用する側が知っておくべきことは、以下の通りです。

  • 入力として、どのような引数を与えるか
  • 出力として、関数がどんな値を返すのか
  • 関数を使ったことによって、どんな副作用があるか
  • 一度、関数として作成しておけば、後で何度でも再利用することができる
  • 関数として各機能をまとめていくと、一般にプログラムが見やすく、デバッグの作業もしやすい

関数の呼び出し

#include <stdio.h>

void func();   //関数のプロトタイプ宣言

int main()
{
 func();    //関数呼び出し
 printf(" ここがメイン関数内\n");
 return 0;
}

void func()    //自作関数
{
 printf("ここは自作関数内\n");
 return;    //「return;」は省略可
}

 

関数定義

関数の定義

戻り値の型 関数名(パラメータリスト) {
  文
  ...
}

関数プロトタイプ宣言

戻り値型 関数名(パラメータリスト);

戻り値の型、関数名、引数のルールは関数を作る際とほとんど同じです。但し、プロトタイプ宣言する行の最後には「;」が必要。

Void Type関数

void型は、今までの数値型や文字型とは異なり、戻り値が無い関数のデータ型のことです。処理の結果を戻す必要が無い場合は、わざわざint型にして「return 0;」としなくても、void型で関数を定義すれば、最後にreturn文を書く必要はありません。

 

  1. 値を返さない return型に用いる
  2. 引数が無い場合に用いる

関数へ値を渡す

C言語では、関数へ情報を渡す場合、必ず元の変数の値のコピーを渡します。
この様な方法を値渡しと呼び、元の変数の値が変更されないことが特徴です。

「値渡し」, ex : printf()

#include <stdio.h>
 
void plus1(int x)
{
    x = x + 1;
}
 
int main(int argc, const char * argv[])
{
     
    // insert code here...
    int a;
     
    a = 1;
    plus1(a);
     
    printf("a = %d\n", a);
     
    return 0;
}

 

アドレス

「参照渡し」, ex : scanf()

ポインタ型の引数であっても、値のコピーが渡される原則に違いはありません。

それでもポインタ型を使うのは、ポインタ型はアドレスを受け取ることが出来るからです。

#include <stdio.h>
 
void plus1(int *x)
{
    *x = *x + 1;
}
 
int main(int argc, const char * argv[])
{
     
    // insert code here...
    int a;
     
    a = 1;
    plus1(&a);
     
    printf("a = %d\n", a);
     
    return 0;
}

配列

関数に配列を丸ごと渡すことができません。あたかも配列を丸ごと渡すように書くことができます。

#include <stdio.h>

void func(int [10]);

int main(void){
  
  int figure[10]={1,2,3,4,5,6,7,8,9,10};

  func(figure);

  return 0;

}

void func(int temp[10]){

  for(int i=0;i<10;++i){
    printf("%d\n",temp[i]);
  }
}

void func2(int temp[]){

  for(int i=0;i<10;++i){
    printf("%d\n",temp[i]);
  }
}

void func3(int *temp){

  for(int i=0;i<10;++i){
    printf("%d\n",*(temp+i));
  }
}

func, func2, func3は全く同じ機能する。

配列を丸ごと渡すように書くだが、実質参照渡しなので、下記のおかしな現象が発生する。

  1. 配列の要素数は無視される
  2. 関数内で配列の値を変えると呼び出し側まで変化する

演習

ABクラス

a-8-1-2 (p266)

曜日を求まる関数を作成してください。

CDクラス

a-8-3-2-1 (p276)

平均値を求まる関数を作成してください。

C# exercises (8) Puzzle Game2

先週できたパズルゲームUIの改進

参考

  • http://www18.big.or.jp/~neon2/bunkatu/tips9.shtml

改進点:

ピースを順番でセットするではなく、あらかじめランダムにセットして、マウス移動できるようにする

  1. ピースをあらかじめランダムにセット
    1. initialData の改造
    2. PlayBox_Paint の改造
  2. マウス移動できる
  3. 勝負判定
  4. 経過時間の表示

C programming (9) logical operators

C の推奨されるスタイル

C言語やJava言語は、中括弧 { } を使ってブロックを記述します。 中括弧だけでなく、ブロックの範囲を字下げ(インデント)して記述します。 ただ、中括弧をどの位置に記述するかによって、コーディング・スタイルの宗教論争が起きています。 主に中括弧の位置の違いなのですが、なぜか字下げスタイルと呼ばれています。

// 中括弧の開始を、文末に記述するスタイルを「K&R スタイル」といいます。
void FuncA()
{
  if ( ... ) {
  }
}

// 中括弧の開始を、文のない行に記述するスタイルを「BSD スタイル」といいます。
void FuncA()
{
  if ( ... )
  {
  }
}


// 関数の開始も、文末に記述するスタイルを「Java スタイル」といいます。
void FuncA() {
  if ( ... ) {
  }
}

 

複合文(ブロック)

文の並びを{ }で囲んだものを「複合文」といいます。ブロックとも言います。

複合文は複数の「宣言」と「」を扱うことができます。

関数の定義に使うブロック { } は「複合文」です。

main関数の定義に使われているブロック { }は「複合文」です。

実例: 二つの整数値を読み込んで、値の関係を表示するプログラムを作成

#include <stdio.h>

int main(void)
{
    int no1, no2, max, min;

    printf("二つの整数を入力してください。\n");
    printf("整数1:");    scanf("%d", &no1);
    printf("整数2:");    scanf("%d", &no2);

    if(no1 > no2){
        max = no1;
        min = no2;
        printf("大きい方の値は%dです。\n", max);
        printf("小さい方の値は%dです。\n", min);
    } else if(no2 > no1){
        max = no2;
        min = no1;
        printf("大きい方の値は%dです。\n", max);
        printf("小さい方の値は%dです。\n", min);
    } else 
        printf("その値は同じです。\n");


    return 0;
}

条件演算子(三項演算子)

/* 今日は、三項演算子(?:演算子)について学びます。条件が真なら処理1を、偽なら処理2を行います。

    条件? 処理1:処理2;

これは、

    if ( 条件 )
        処理1;
    else
        処理2;

と同じです。
しかし、三項演算子を使えばコンパクトなコードを書くことができます。

printf("%s", (x % 2)? "奇数" : "偶数");

 

論理演算子

/* 論理演算子には次の3種類があります。

  1. 式1 && 式2  // and
  2. 式1 || 式2           // or
  3. !式                          // not
#include <stdio.h>

void  main(void);

void main(void)
{
        char c = 'c';

        printf("c = '%c'\n", c);

        if (c >= 'a' && c <= 'z')        /* c が英小文字なら真 */
            printf("c は小文字です。\n");
        else
            printf("c は小文字ではありません。\n");

        if (c >= '0' && c <= '9')        /* c が数字なら真 */
            printf("c は数字です。\n");
        else
            printf("c は数字ではありません。\n");

        if (c == '+' || c == '-')        /* c が '+' か '-' なら真 */
            printf("c は符号です。\n");
        else
            printf("c は符号ではありません。\n");
}

 

演習

演習3-10 (教科書P62)

三つの整数値読み込んで、値の関係を表示するプログラムを作成せよ。

表示例:

  • 三つの値は等しいです。
  • 二つの値は等しいです。
  • 三つの値は異なります。

参考

 

C exercises(8) Pointer Summary

ポインタのまとめ

  1. アドレス
  2. ポインタと使用手順
  3. ポインタ配列

過去のページを参照

演習

ポインタを使ったプログラムをグループで作成する。

7-3-4-3(P245)

大きさ10の整数型配列を用意し、下図のように初期設定しなさい。

この配列を順に調べ、奇数の値のみ、別の大きさ10の整数型配列に代入しなさい。

また、配列の中身と、何個格納したかを画面表示しなさい。

zu10-12

実行結果

15
45
9
71
37
格納個数 = 5

ヒント:

  1. 大きさ10の整数型配列を用意し、初期設定する。
  2. 別の大きさ10の整数型配列を用意。
  3. この配列を順に調べ、奇数の値のみ、別の大きさ10の整数型配列に代入。
  4. 配列の中身と、何個格納したかを画面表示。
#include <stdio.h>

int main( void )
{
  int data1[10] = { 10, 15, 22, 45, 9, 66, 71, 4, 37, 82 };
  int data2[10], i, cnt;
  int *p1, *p2;

  cnt = 0;
  p1 = data1;          /* 配列data1のアドレスをp1に設定 */
  p2 = data2;          /* 配列data2のアドレスをp2に設定 */
  for ( i = 0; i < 10; i++ ) {
    if ( ( ( *p1 )%2 ) == 1 ) { /* p1の指す内容が奇数なら */
      ;                /* p2の指す中身に代入 */
      ;
      ;                /* ポインタp2の更新 */
      ;
    }
    p1++;	/* ポインタp1の更新 */
  }
  printf( "格納個数 = %d\n", cnt );

  return 0;
}

 

C# exercises (7) Puzzle Game

今回作るのは、イメージを読み込んで利用するパズルゲームです。イメージファイルを読み込むとそれを 9 分割し、ランダムに混ぜます。

プレビューのイメージをフォーム上クリックして配置、すべて正しい場所に配置できればクリアです。

PuzzleGame3x3

 

フォーム作成

サイズ:500 x 400

背景色:適当

スクリーンショット 2016-06-03 10.47.38

PictureBox配置

  • (Name) : PlayBox
  • Size :        300 x 300
  • BackColor :  white

プレビュー用PictureBox配置

  • (Name) : Preview
  • Size :        100 x 100
  • BackColor :  white

スクリーンショット 2016-06-03 10.56.11

 

 

メニュー作成

MenuStrip をフォームにドロップ、下記のようにメニュー追加

  • File
    • Load Image…

 

スクリーンショット 2016-06-03 10.59.28

 

ダイアログ作成

openFileDialog をフォームにドロップ、フィルターを設定

  • Image Files (*.png, *.jpg) | *.png; *.jpg

スクリーンショット 2016-06-03 11.09.08

 

イベント設定

PlayBox

  • MouseDown : PlayBox_MouseDown
  • Paint : PlayBox_Paint

Preview

  • Paint : Preview_Paint

LoadImage

  • Click : LoadImage_Click

スクリーンショット 2016-06-03 11.15.29

 

ソースコード

using System;
using System.Collections.Generic;
using System.ComponentModel;
using System.Data;
using System.Drawing;
using System.Linq;
using System.Text;
using System.Threading.Tasks;
using System.Windows.Forms;


namespace PuzzleApp
{
    public partial class Form1 : Form
    {
        // ゲームで使う変数(フィールド)
        Image img = null;
        bool[] flg = new bool[9];
        int[] data = new int[] { 0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8 };
        int[] answer = new int[] { 0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8 };
        int current = 0;
        bool playflg = false;
        bool clearflg = false;


        public Form1()
        {
            InitializeComponent();
        }


        // 変数関係の初期化処理
        private void initialData()
        {
            flg = new bool[9];
            data = new int[] { 0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8 };
            answer = new int[] { -1, -1, -1, -1, -1, -1, -1, -1, -1 };
            Random r = new Random(Environment.TickCount);
            for (int i = 0; i < 100; i++)
            {
                int a = r.Next(9);
                int b = r.Next(9);
                int n = data[a];
                data[a] = data[b];
                data[b] = n;
            }
            current = 0;
            playflg = true;
            clearflg = false;
        }


        // クリアしたかどうかをチェック
        private void checkClear()
        {
            bool flg = true;
            for (int i = 0; i < 9; i++)
            {
                if (answer[i] != i) { flg = false; }
            }
            clearflg = flg;
        }


        // ゲームが終わったかどうかチェック
        private void checkGameEnd()
        {
            bool flg = false;
            for (int i = 0; i < 9; i++)
            {
                if (answer[i] == -1) { flg = true; }
            }
            playflg = flg;
            if (playflg == false)
            {
                this.checkClear();
            }
        }


        // オープンダイアログを開いてイメージファイルをロードする
        private void LoadImage_Click(object sender, EventArgs e)
        {
            if (openFileDialog1.ShowDialog(this) == DialogResult.OK)
            {
                img = Image.FromFile(openFileDialog1.FileName);
                this.initialData();
                this.Refresh();
            }
        }


        // PlayBoxの表示
        private void PlayBox_Paint(object sender, PaintEventArgs e)
        {
            if (img == null) { return; }
            Graphics g = e.Graphics;
            for (int i = 0; i < 9; i++)
            {
                if (flg[i] == false) { continue; }
                if (answer[i] == -1) { continue; }
                int x1 = i % 3;
                int y1 = i / 3;
                int x2 = answer[i] % 3;
                int y2 = answer[i] / 3;
                Rectangle r1 = new Rectangle(100 * x1, 100 * y1, 100, 100);
                Rectangle r2 = new Rectangle(100 * x2, 100 * y2, 100, 100);
                g.DrawImage(img, r1, r2, GraphicsUnit.Pixel);
            }
            if (playflg == false)
            {
                if (clearflg)
                {
                    g.DrawString("CLEAR!!",
                        new Font("Impact", 48, FontStyle.Bold),
                        new SolidBrush(Color.Red),
                        new Point(40, 100));
                }
                else
                {
                    g.DrawString("GAMEOVER...",
                        new Font("Impact", 36, FontStyle.Bold),
                        new SolidBrush(Color.Blue),
                        new Point(20, 200));
                }
            }
        }


        // PlayBoxをクリックした時の処理
        private void PlayBox_MouseDown(object sender, MouseEventArgs e)
        {
            if (playflg == false) { return; }
            if (img == null) { return; }
            if (current > 8) { return; }
            int x = e.X / 100;
            int y = e.Y / 100;
            if (x < 0) { return; }
            if (y < 0) { return; }
            if (x >= 3) { return; }
            if (y >= 3) { return; }


            int n = x + y * 3;
            flg[n] = true;
            answer[n] = data[current];
            current++;
            this.checkGameEnd();
            this.Refresh();
        }


        // previewの表示
        private void Preview_Paint(object sender, PaintEventArgs e)
        {
            if (img == null) { return; }
            if (current > 8) { return; }
            int x = data[current] % 3;
            int y = data[current] / 3;
            Graphics g = e.Graphics;
            Rectangle r1 = new Rectangle(0, 0, 100, 100);
            Rectangle r2 = new Rectangle(x * 100, y * 100, 100, 100);
            g.DrawImage(img, r1, r2, GraphicsUnit.Pixel);
        }
    }
}

 

実行結果

 

スクリーンショット 2016-06-03 11.30.31

 

スクリーンショット 2016-06-03 11.29.42

参考

http://www18.big.or.jp/~neon2/bunkatu/tips9.shtml

C programming (8) if statement

 

制御構文は、上から下へ流れるプログラムを途中で流れを分岐させたり、流れを繰り返したりすることができる構文を表します。

制御構文の主な種類としてif文for文while文switch文の4パターンあります。

if文を使うと、分岐構造を作ることができます。

条件式の真偽

状態 真偽
条件が満たされた場合 true(真) 1(0以外)
条件が満たされなかった場合 false(偽) 0

 関係演算子

2つの値の大小を比較します。
条件を満たせば「真(true)」、条件を満たさなければ「偽(false)」となります。
関係演算子の形式は以下の通りです。

演算子 意味
< a < b aはbよりも小さい
> a > b aはbよりも大きい
<= a <= b aはbよりも小さい(a == bの条件も含む)
>= a >= b aはbよりも大きい(a == bの条件も含む)
== a == b aとbは等しい
!= a != b aとbは等しくない

if 文

if文の基本形

条件式には真、又は偽を表す値(すなわち、最終的には数値型)を指定します。if 文は条件式の結果が真の場合のみ実行され、そうでなければ実行されません。より単純にいえば、条件式に 0 以外の値が指定されたときのみ実行されるのです。

if(条件式) {
    文1;
}

 

if  ~ else ~

if(条件式) {
    文1;
} else {
    文2;
}

実例: 偶数奇数判定

/* a5-1-4.c */
#include <stdio.h>

int main(void)
{
  int n;
  printf("整数値を入力してください。> ");
  scanf("%d", &n);
  if (n % 2 == 0) { 
      printf("入力値は偶数です。\n");  
  } else {
      printf("入力値は奇数です。\n");
  }

  printf("プログラムのおわり\n");
  getch();
  return 0;
}

 

if文の多分岐構造

if(条件式1) {
    文1;
} else if(条件式2) {
    文2;
} else if(条件...
:
(中略)
:
} else if(条件式n) {
    文n;
} else {
    文x;
}

実例:成績判定

/* 成績判定プログラム */
#include <stdio.h>
// C判定:ten 60以上69以下  不合格:ten 59以下 

int main(void)
{
  int ten;
 while (1) //ブロック
 {
  printf("点数を入力してください。> ");
  scanf("%d", &ten);
  if ( ten == 0 ) break;
             // OR 
  if (ten < 0 || ten > 100) {  // ペアー
    printf("点数の入力エラーです。\n");
  }
  else 
  if (ten >= 80) {  // block ブロック
    printf("成績はA判定です。\n"); 
  }
  else if (ten >= 70) {
    printf("成績はB判定です。\n");
  }
  else {
    printf("成績はC判定です。\n");
  }
 }
    getch();
  return 0;
}

 

if文のネスト

if(条件文1) {
    if(条件文2) {
        文1;
    } else {
        文2;
    }
} else {
    文3;
}

実例:出席率と点数から成績を判定

/* 出席率と点数から成績を判定するプログラム */
#include <stdio.h>
// nest 入れ子
int main(void)
{
  int ten, percent;
while (1)   // ブロック block
{
  printf("授業の出席率は何%ですか。> ");
  scanf("%d", &percent);
     
  if (percent >= 80) 
  {
    printf("点数は何点ですか。> ");
    scanf("%d", &ten);    // 入れ子 nest
    if (ten >= 60)  
    {
      printf("合格です。\n");
    }
    else 
    {
      printf("再試験です。\n");
    }
  }  //ペアー 
  else {
    printf("補習です。\n");
     }
}		 

  return 0;
}

 演習問題

演習3-4 (教科書P51)

二つの整数値を読み込んで、値の関係を表示するプログラムを作成

  • 「AとBは等しいです。」
  • 「AはBより大きいです。」
  • 「AはBより小さいです。」

実行例

二つの整数を入力してください。
整数A:12
整数B:6
AはBより大きいです。

 

C exercises(7) Pointer Arrays

ポインタの配列

複数の文字列をchar型の2次元配列で宣言しました。それを下記に示します。

char kw[3][7] = {"double", "extern", "switch"};

同様なものをポインタを使って宣言すると、下記のようにポインタの配列となります。

const static char *wday[  ] = {
    "Sunday", 
    "Monday", 
    "Tuesday",
    "Wednesday", 
    "Thursday",
    "Friday", 
    "Saturday", 
    NULL
};

[ ]の中には8が入るのですが、コンパイラが数えてくれるので省略しています。

wday[0]は最初は”Sunday”の先頭アドレスを指します。
wday[1]は最初は”Monday”の先頭アドレスを指します。
wday[0]++とすると、
wday[0]は”Sunday”の1番目の要素を指します。
wday[1]++とすると、
wday[1]は”Monday の2番目の要素を指します。

以下、同様です。

配列の最後の要素は、’NULL’です。このようにしてあるのは、ポインタの配列が幾つあるか計るためです。

‘NULL’を使わない場合は、ポインタの配列の数を保持している変数が必要になります。

#include <stdio.h>

  /* ポインタwday[  ]の指している文字列の配列は、
     const:書き変え禁止で
     static:他のファイルから参照禁止 */

const static char *wday[  ] = {
    "Sunday", 
    "Monday", 
    "Tuesday",
    "Wednesday", 
    "Thursday",
    "Friday", 
    "Saturday", 
    NULL
};

void MyPrint(const char **p);  /* 引数はポインタを指すポインタ */
void main(void);

void MyPrint(const char **p)
{
    while (*p) {               /* pの指すポインタがNULLでない間 */
        printf("%s\n", *p);    /* pの指す中身を表示 */
        p++;
    }
    printf("\n");
}

void main(void)
{
    const char **p;      /* ポインタを指すポインタ */

    p = wday;            /* ポインタの配列の先頭を指すようにする */
    MyPrint(p);

    while (*wday[0] != '\0' )        /* 指す中身がNULLでない間 */
        printf("%c ", *wday[0]++ );  /* 表示する */
    printf("\n");
}

出力結果

Sunday
Monday
Tuesday
Wednesday
Thursday
Friday
Saturday

S u n d a y

演習

A7-4-2 (P253)

疑似乱数を発生させ、「誰がいつとこで何をした」と表示してください。

(Who) が (When)  (Where) で (What) をした。

ヒント

  printf("%s が %s %s で %s をした", 
    pwho[rand() % 3], 
    pwhen[rand() % 3],
    pwhere[rand() % 2],
    pwhat[rand() % 2]
  );

出力結果

田中が夜家で勉強をした。

 

C# exercises (6) Graphics and Paint

Graphicsオブジェクト

ウインドウの内部を表示したり描き直したりする必要が生ずると、Formに「Paint」というイベントが発生し、Paintプロパティに設定されているメソッドが呼び出されるようになっています。

このPaintイベント用のメソッドは、これまでのクリック時のイベント用メソッドなどとは微妙に違いがあります。これは以下のように定義されます。

private void メソッド名 (object sender, PaintEventArgs e)
{
    ……ここに描画処理を書く……
}

第1引数に、イベントが発生したオブジェクトが渡されるのは同じですが、第2引数に渡されるのはSystem.Windows.Formsパッケージの「PaintEventArgs」というクラスのインスタンスです。これは、描画のためのイベント情報を管理するもので、描画に必要なオブジェクトなどもこの中にまとめられているのです。
中でも重要なのが「Graphics」というオブジェクトです。これはSystem.Drawingパッケージに用意されているクラスで、これはGDI+(Graphics Device Interfaceというグラフィック描画のための機能の強化版)を利用して画面にさまざまな描画を行うための機能を提供します。

Paintイベント

フォームのプロパティをイベントに切り替えて、Paintイベントを探し、メソッド名Form1Paintを入力

スクリーンショット 2016-05-27 11.31.11

Paintイベントで渡されるPaintEventArgsインスタンスから以下のようにして取り出します。

Graphics 変数 = 《PaintEventArgs》.Graphics;

Penと図形の描画

  • g.DrawLine(p,75,75,50,50);  // 直線
  • g.DrawEllipse(p,75,75,50,50);  // 円
private void Form1Paint(object sender, PaintEventArgs e)
{
    Graphics g = e.Graphics;
    Pen p = new Pen(Color.Red); // Penインスタンスの作成
    g.DrawEllipse(p,75,75,50,50);
}

Penと多角形を描く

private void Form1Paint(object sender, PaintEventArgs e)
{
 Graphics g = e.Graphics;
 Pen p = new Pen(Color.Red); // Penインスタンスの作成
 Brush b = new SolidBrush(Color.Blue); // Brushインスタンスの作成

 //直線で接続する点の配列を作成
 Point[] ps = {new Point(100, 0),
     new Point(158, 180),
     new Point(4, 69),
     new

Point(195,

 69),
     new Point(41, 180)};
 //多角形を描画する
 g.DrawPolygon(p, ps);
}

 

Brushと塗りつぶし図形

private void Form1Paint(object sender, PaintEventArgs e)
{
    Graphics g = e.Graphics;
    Brush b = new SolidBrush(Color.Blue); // Brushインスタンスの作成
    g.DrawEllipse(p,75,75,50,50);
}

実例

using System;
using System.Drawing;
using System.Windows.Forms;
 
namespace MyFrmApp
{
    public class MyForm : Form
    {
             
        public MyForm()
        {
            this.Width = 300;
            this.Height = 200;
            this.Paint += myframe_paint;
        }
             
        private void Form1Paint(object sender, PaintEventArgs e)
        {
            Graphics g = e.Graphics;
            Pen p = new Pen(Color.Red); // Penインスタンスの作成
            Brush b = new SolidBrush(Color.Blue); // Brushインスタンスの作成
            g.FillRectangle(b,50,50,50,50);
            g.DrawEllipse(p,75,75,50,50);


            //直線で接続する点の配列を作成
            Point[] ps = {new Point(0, 0),
            new Point(150, 50),
            new Point(80, 100),
            new Point(100, 150)};
            //多角形を描画する
            g.DrawPolygon(p, ps);
        }
    }
}

スクリーンショット 2016-05-27 11.29.37

演習

五芒星を描く

220px-Pentagram.svg

star

***

五芒星(ごぼうせい、英: pentagram)または五芒星形・五角形・型・型五角形・正5/2角形は、互いに交差する、長さの等しい5本の線分から構成される図形で型正多角形の一種である。 正五角形に内接し、対称的である。 一筆書きが可能。

 

middle_1310314010

Pentacle_2.svg

 参考

  • http://qiita.com/tomato360/items/a59f2ee4df4fd2f24227