C言語の特徴(1)
関数型言語
コンピュータに実行してもらう命令はすべて関数の中に記述されている。関数がプログラムの実行単位。いくつかの関数を組み合わせ、コンピュータへ命令をする。最初にコンピュータが実行する関数はmain()に決まっている。
戻り値の型 関数名(引数リスト) { 命令文; }
コンパクトな言語仕様
予約語(キーワード)は各種の指示を行う命令。全部で32個。このなかには「画面に文字を表示する」とか「ディスクにデータを書き込む」などという「入出力」の機能はない。すべて「関数」として実現されている。このような基本的な関数がないとコンピュータとやり取りできないので、必ず標準ライブラリ関数として予め用意されている。
#include <stdio.h>
Cプログラムの作成
C プログラムの作成手順
文字の並びとして作成したソースプログラムを、コンピュータが理解できる形式に変換する
C プログラミングを書くための約束事
- 基本は半角英数字で書く
- 大文字と小文字は別の文字
- 文はセミコロンで区切る
- 余計なことは書かない
- 余計なことは「コメント」で
(練習1)文字列の表示
- C言語はmain()関数ではじまる
- C言語の標準関数はヘッダファイルに記述されている
- ヘッダファイルをインクルードするにはプリプロセッサ命令 #include をソースの先頭で使う
// test1.c // 全角と半角の入力に注意 // { { ((( \\\\\\n //これがさいしょのぷろぐらむ #include <stdio.h> int main( ) { printf("おはよう \n"); printf("こんにちわ\n"); printf("こんばんわ\n"); getchar( ); return 0; }
日本語環境では、バックスラッシュ(\)の表示は円マーク(¥)になる。
演習環境
- ソースコードの作成 CPad
- ソースコードの名前Test1.c で保存. (ファイルは英数字は無難)
- ソースコード必ず.cの拡張子つける.
(つけないと.cppになり、思わぬエラーに見舞われる) - ソースコードの置場 C:\Users\Student\Documents\C
画面が一瞬で消えてしまい、実行結果がわかりません。
次の命令をプログラムの最後に入れると実行画面を一時停止できます。
int main(void) { /* 他の処理 */ fflush(stdin); getchar(); return 0; }